#てつがくのドンカラス

それでは皆さん元気よく!不意打ち追い討ち?桜内!得意な技は?タイプ不一致!

何気ない日常もいつか特別な青春の1ページ にじよん あにめーしょん第1話『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』

 体感5分。

 

 

 

アドリブが苦手な私を素敵なシナリオで導いて

 画質悪くて泣いてる

 

 校内シャッフルフェスティバルで、歩夢は『あなたの理想のヒロイン』を披露していた。歩夢のヒロイン力の高さ、大西亜玖璃の顔面、歩夢が披露する事で、「あなた」という言葉がよりくっきりしたものになること等、ため息が出る程人を狂わせるパフォーマンスであった。

 

 さて、今回急にカメラを振られた歩夢は困惑していたが、せつ菜やエマは即座に対応していた。

 現在は「まごころ系スクールアイドル」と称されてはいるが、昔は「コツコツ系」であったように、歩夢は基本的には地道な努力の積み重ねで成長していくタイプのキャラクターである。*1

 逆に言えば、積み重ねでカバーできない分野は必然的に歩夢にとっての弱点となる。例えば、アニメ1期2話『Cutest♡ガール』では、最終的には難なくこなしているものの、練習抜きのぶっつけ本番では上手くいかなかった。

 

 今回こうしたアドリブが苦手な一面が垣間見えたが、そうしたところもしずくと共通点となっているんだなあと思ったりした。

 

 

璃奈ちゃんボード「ネタバレ」

 

 当たり前のように璃奈が顔を出しているのは、古参のファンにとっては実は衝撃的な演出である。

 2017年にスタートしたPDPから約2年半が経った2019年12/1。時期としては、First LIVE "with You"の2週間ほど前。スクスタがリリースされたばかりのこの時期に、虹ヶ咲に衝撃が走ったのは今でも記憶に新しい。

 6話から12話まで一気にキズナエピソードが実装され、2ndアルバムの楽曲に繋がる物語が公開されることで私たちは、2年半の時を経て初めて天王寺璃奈のボードの下の素顔を知る事となったのである。

 

 「璃奈のキズナエピソードをクリアするまでTwitterはするな」と言われていた程度には、それは重大な秘匿情報だった。璃奈の素顔はネタバレ扱いであり、普段メインストーリーのスクリーンショットを貼りTwitterで最速で実況している筆者でさえも、それをスクリーンショットでツイートする事は配慮に欠けた行為であるという認識を持っていた。

 

 しかし、一度公開されてしまえば、私たちにとってそれは既知の情報となる。

 映画やゲームのネタバレに配慮していた人たちが、1週間ほど経つと当然のように重大な内容の話をしているように、ラブライブ!フェスからSecondLIVE周辺の期間では、むしろ璃奈の素顔は知っているもの*2という認識と変化していた。

 

 2020年8月6日には、イベントガチャで素顔のカードが実装されている。

 

 

 そして最初から素顔だったアニメの公開で完全に「璃奈の素顔はネタバレ情報である」という風潮はなくなってしまった。

 

 にじよんでは璃奈がボードを外したのは2020年12月22日公開のシーズン3第60話であり、ちょうどアニメ放送時期ぐらいである。

youtube.com

 

 そして、そうやって顔を隠してボードを付けていることが当たり前だった璃奈が、2023年には当たり前のように、ボードを付けたり外したりしている姿は、天王寺璃奈と私たちが歩んできた物語が、フィクションの中だけじゃなくて、こうして目に見える形で実在している証だと言えるだろう。

 

 表情を作るのが苦手で、ボードを使っているキャラクターが、今や現実世界でボード無しの姿を当たり前のように見せている。それは当たり前のように見えて、特別な事なんだと思う。

 

Beautiful Moonlight

 

幼馴染ミラーリング

 スクショガバガバすぎて草

 好意を寄せている相手には自然と同じ動作を取ってしまうらしい。

 また、このシーンは扉の形がスクスタのものとアニメのもので分かれているらしい。ちょっと歴史を感じる変化である。現状かすみが部長発言をしなかったり、各方面の要素を取り込みつつ寄り添う事ができるようになっているように見える。

 


スポットライトが当たっているのは侑

 ラブライブ!の日常に寄り添った作品として、類似した展開として「ラブライブ!μ's Nowadays」「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours Nowadays」「ちょこっとリエラ」、近いものだと「今日のAqours」が挙げられるが、虹ヶ咲でそれを行うにおいて、やはりいちばんの特徴として、その日常の中に「あなた」がいる事だと考えられる。

 高咲侑という人格を持ってはいたとしても、そのルーツは私たちと同じ「あなた」であり、このシリーズにおいて私たちと最も親和性の高い存在である。

 

 普段は、侑がカメラを通して同好会に接するように、私たちは作品を通じて同好会に接していたわけだが、今回は逆に、カメラを通じて侑は同好会に接されている*3

 

 それはある意味では、キャストやスタッフから見た私たちの普段の姿に近いのかなと思っていたら、侑とかいうとんでもない女は全員幸せにするだの1人だけなんて選べないだのふざけたことを抜かしている。

 

 つまり、向こうから見たら私たちの多くは浮気者でDDの不届きものに見えてるって事!?!?

 

 

その他雑記

 

「侑先輩、2Vです。」

 

\ ∩(´◔。◔`)∩ /

 

 

 

 

 流石に20分のアニメを毎回書いていた頃と比較したら軽めの内容となった。

 

 ブログを書くことが自分にとって重要である事を実感したのは、スーパースター!!2期であった。虹ヶ咲の2期の流れのまま毎回書こうと思っていたら、多忙や構成に躓いたり等の理由で結局着手出来ていなかったが、その結果か、他のシリーズの作品と比べてスーパースター!!の知識量や定着度が明らかに低いのである。

 これは由々しき事態である。歌詞がパッと出てこない、カラオケで挿入歌すらも歌えない。台詞も覚えてない。

 さすがにもったいなさ過ぎる。知識があって、それを整理して定着させておけば、それがいろんなものと繋がって、作品を素敵だと思える機会が増えていくのに、インプットが足りていないせいで、そうした機会を逃している。

 これは、自分の趣味の楽しみ方を狭める大変な事である。

 

 流石にそれは自分で納得がいかないし、単純に作品に触れるのが好きなので、現在スーパースター!!の曲やアニメを見返して、少なくともスーパースター!!が弱点にならないように絶賛Liella!強化期間である。

 

 そして、その反省を生かし、映像作品は毎回ブログに何らかの形で残すことを習慣づけることにした。おそらく、私はこの作業を通して知識をブラッシュアップしているため、ブログを書くのは続けた方がいいのである。楽しいし。

 という事で、今回はここらへんで。それでは。

にじよん シーズン1 『感想2』   より

 

 

 

追記

 

f:id:Darkphoenix505pianoLes:20230107184112p:image

歩夢と璃奈だけ場所入れ替わってますね。

*1:「侑のことが大好き」は積み重ねている量が他11人と比べ物にならないレベルであり、物語の軸に関わる部分は大抵侑への愛で解決しているため、アニメやメインストーリーだとこの特徴はあまり目立たない。

*2:というか、素顔をネタバレされたくないならSNSをやるべきではない、に近い

*3:接するという表現を使ったらおかしな日本語爆誕した