濁る事無きアグロの極み。非情なまでに、熱く、合理的に、尚且つ絶対的にィ!!俺は最強!!!
どうも、8弾とアクキーの梨子が強くて調子乗ってる黒鷺です。
今回は、最近強いなーと思ってるセットリストの組み合わせを、背景と絡めて紹介したいと思います。
- 4点曲
- 3点 MIRAI TICKET
- 3点 未来の僕らは知ってるよ
- 2点 Step ZERO to ONE
- 2点曲
- 2点曲
赤 3点
スマイル3 ピュア3 クール3
ライブ成功時、ライブ参加全員がAqoursなら、エクストラターン。
黄 3点
スマイル3 ピュア3 クール2
ライブ成功時、2ドロー。この楽曲以前に自分がライブしていなければ追加1ドロー。
Step! ZERO to ONE
青 2点
スマイル1 ピュア2 クール2
ライブ成功時、2ドロー
この構成を、点数を取って「433222」とか言ったりします。
この構築の核となるカードであるMIRAI TICKETと、MIRAI TICKETの周りを固める5枚、といった並びになります。
コンセプトは至って単純。2点取った後、MIRAI TICKET+4点曲の合計9点でゲームに勝つ事です。
この構成の強さ
- ゲームプランの立てやすさ
セットリストを捲った時点で、2点曲があれば、まず2点曲をLiveし、その後のMIRAI TICKET+4点曲を狙っていきます。2点曲が無く、未来の僕らは知ってるよが見えていれば、それをLiveして3ドローし、2点曲→4点曲と動きます。初手がMIRAI TICKETと4点曲だった場合、4点曲→3点曲→2点曲と動く事になり、この場合非常に厳しい勝負になります。(とはいえ、デッキにセットリストを捲る事ができるカードを採用する事でこういう事は起こらなくなります。)
さて、基本となる動きに、色付きの文字、つまりこの構成において使う事が確定しているカードが非常に多い事がお分かりでしょうか。スクコレはピースを早く揃えるゲームであるので、余計なピースを出す事はテンポロスとなり、かなり勝敗に影響します。勝つために必要な楽曲が確定している、つまり必要なピース、そのために必要なカードが早期に確定する事になります。
勝つために必要なカードが分かっていればどうなると思いますか?間違えないプレイングではなく、積極的に勝ちに行くプレイングができます。
「相手が上振れていて、今の手札では勝つために必要なカードを揃えるのが間に合わない!」「相手があまり回ってないから、今の手札だけで戦っても追いつかれる事はないね!」
という事が早めに分かる事は、非常に大事です。スクコレはデッキトップという何が出るか分からない場所からカードを登場する事ができます。今の手札で勝てるなら、そんなリスキーな事しなくていいです。もし今の手札で勝てないなら…?
未来の事に臆病にならなくて、いいんだよ。
デッキトップから貴方の勝ち筋となるカードを捲って勝ちに行きましょう。リスクに怯える必要はありません。これはプレイングです。必要なカードが早期に確定していると、勝負すべきかの判断も早期からできるのです。
- 強いカードを相手より多く使う事ができる
スクコレは大抵7ターン前後で決着が着くので、2点曲をライブするまで2ターンと考えると、4〜5ターンぐらいかけて、MIRAI TICKET+4点曲分のピースを展開できます。通常なら、この4〜5ターンのうち2回はLiveを使う事にターンを使わなければなりませんが、この構成ではMIRAI TICKETのエクストラターンにそのまま4点曲をLiveする事ができるため、実質Liveに使うターンは1ターンのみとなります。
通常の2→3→4と動くデッキは、3回Liveする必要があるため、展開に使う事ができるターンは、rush、Liveを考慮すると5〜6ターンとなります。それに対して、この構成は、rush、Liveを計算に入れなくても5〜6ターン展開できます。つまり、他のデッキがrush→Liveで2ピース展開しながらLiveしているターンに、このデッキはもっと強いHRを使う事ができます。
極端な話、7ターンで上がる事を前提としても、rushLiveが無くても5ターンは展開にターンを使えるという事です。
なぜこれを強みにできるかというと、この構成では、デッキを組む場合、MIRAI TICKETをLiveする事を前提としてカードを採用できるからです。(未来の僕らは知ってるよを採用してはいますが、2点曲や4点曲を増やすより3点曲を増やした方が意義があると判断し、そしてその3点曲はこのカード以外あり得ないと思います。)3回Liveする前提構成でありながら、実質2Live構成として使う事ができます。通常の3Live構成だと、3回Liveする事によるテンポロスをカバーするため、rushLiveをそれなりの枚数積む事になりますが、この構成だとその枠を減らして他のカードに充てる事ができます。rushLiveを減らしてHRを増やす事で、先程述べたトップから勝負して勝てる確率も高まりますね。
全てに意味がある。
こうして、デッキにしっかりと強いカードを増やす事により、ピンチをひっくり返す奇跡が起こる確率も上がります。だから、そもそもトップの強いデッキでトップ勝負に勝つ事は、偶然ではなく、必然であり、プレイングです。スクコレは頭脳の格闘技!覇ァ!
- 拡張性が高い
未来の僕らは知ってるよとStep ZERO to ONEが必須であるかのように書いていますが、この構成のコンセプトは、“2点曲をLive→展開→MIRAI TICKET→4点曲で勝ち”、つまり、MIRAI TICKETをLiveする事前提で戦う事であり、この二枚はあくまでも周りを固めるカードでしかありません。仮にこの二枚も確定としても、4点曲1つと2点曲2つは使いたいカードに合わせて採用する事ができます。4点曲や2点曲には、学年、キャラ、ユニット…等様々なテーマと相性のいいカードが揃っています。MIRAI TICKETの条件と噛み合わないので、流石にμ'sユニットとかは厳しいですが、それでも相当なテーマと噛み合うでしょう。
みんなも一緒に輝こう!!!
アニメで、私たちの前に、私たちを晒け出したAqours。彼女たちの語る“みんな”はその場にいる人だけの話じゃない。例え彼女たちの事を知らなくても、彼女たちの敵として出会ったとしても、輝きたい!と願うだけで、MIRAIへと舵を切る資格があります。MIRAI TICKETは、目指すMIRAIへの最強の通過点。どんな歌から始まっても、どんな歌に辿り着くとしても、この1枚はそれらをしっかりと繋いでくれます。
このカードはただのカードじゃない。貴方自身がsunshine storyを刻むため、貴方の好きなメンバーを輝かせるためのTICKET。出た当初はそこまで強い印象はなく、3コスの選択肢程度だったこのカードは、Aqoursのカードプールが広くなり、そして専用サポートまで獲得した今、本当に強いカードになりました。
化けたんじゃない。この曲をLiveする人が強くなったんです。この曲を歌っている人が高みに到ったからこそ、その通過点であるこのカードが輝いているものだと言えるようになりました。
本当は持ってたんだよ
僕たちはみんな持ってた
胸に眠る輝き めざめる前のチカラ
彼女達自身が強くなった事で、やっと本当にめちゃくちゃ強いカードとして輝き始めたMIRAI TICKET。このカードを軸に組んだ構築、いや、このカードで紡ぐ物語は、まさに勝者の歩む道として相応しいものとなるでしょう。
目と目があったらスクコレやろうぜ!