おふざけでもなんでもなく、僕が歩夢が好きな理由を作っているいちばんの要因って、大西亜玖璃さんの顔が好きなことなんですよね。
顔がいいから表情がより素敵なものになって、それが何よりも歩夢の想いをダイレクトに自分の胸に届けてくれるというか。
表情の作り方で魅せるタイプの人はたくさんいるんですけど、単純にその元の顔が自分にとってすごく好みなんですよね。
もしかしたら、あの顔だから幼馴染なんだって思ってるのかもって、本気で考えるぐらいには、虹ヶ咲の想い出と大西さんの顔がセットになっていて。
歩夢推しになったきっかけの1st DAY2の『開花宣言』。ロングトーンを歌い上げる表情に、必死さと愛情が混ざり合っていてるのがずっと忘れられなくて。
歩夢が花ひらいた2ndライブの『Say Good-Bye 涙』。『アナログハート』が終わった直後、画面にアップで映ったその顔が1stやフェスとは別人みたいに頼もしくて、配信を見ながらものすごい声を出したのを覚えています。
3rdライブの『Awakening promise』では、ウェディングドレスを思わせる構造でありながら脚部を大胆に露出した衣装にドキドキしながらも、その凛々しい表情が、溜息が出るほど美しくて、今でも夢に出てきたら悶えるぐらいで。
4thライブの『Blake The System』では、今まで見たことのない挑戦的な表情に脳が誤作動を起こしそうになるぐらい困惑したのを覚えている。いつも私のために歌っている歩夢が、まるで私と敵対するボスのように不敵な笑みを浮かべていて。設定を知っていても実際に見ると今までと全然違う表情に戸惑いそうになって。でも、そんな不敵な表情も、顔が美しすぎるからなんだかマゾヒズムが刺激されてしまって、自分の言うことならなんでも聞く従順な幼馴染に逆に支配されるのも悪くないとか思ってしまったり。
5thライブではなんといっても『永遠の一瞬』。今まで幼馴染の前でしか見せなかった、目を細くしてはにかむように笑うその表情が本当に美しくて、この顔が好きでずっと追いかけてきたんだって思った。幸せな時間を慈しむように、切なさを噛み締めるように、愛しさに溢れたその表情は、まるで誓いのキスをするためにベールを上げる時のようで。
A・ZU・NA1stの時は、顔ははっきりとは見えなかったんですけど、でも、顔の良さって顔だけじゃないんだなって思いました。
例えば、歩夢ってせつ菜やしずくと比べて髪は短いんですけど、でも楠木さんや前田さんより大西さんの方が髪が長いんですよね。
だから、一見歩夢のイメージから遠い容姿をしているように思えるんですけど、でも歩夢の衣装やダンスだと、あの長い髪がすごく映えるんです。
顔が小さく見えるとか、肩に掛かることで身体の輪郭がくっきりするとか、ふわりと舞う髪の爽やかさで清純さが際立ったりとか、色々要因はあるんですけど、何よりも、ロングヘアだからこそ、ライブで歩夢の「可愛さ」じゃなくて「美しさ」が強調されるんですよね。
確かに、歩夢はタイプとしては可愛い系です。美しいのは、果林とかミアとかしずくの守備範囲のはず。でも、歩夢の事が好きな「あなた」にとって、歩夢って「可愛い」と同時に「美しい」人だと思うんです。いや、「美しい」んです。私が言うんだから間違いありません。
パフォーマンス自体は、可愛さを強調したものであっても、まごころ系スクールアイドルのパフォーマンスに込められているのは愛情だから、その想いに触れていると自然と「可愛い」の奥にある「美しい」に触れることになるんですよね。
そのまごころに説得力を持たせているのは、大西さんの美しい顔だと思っていたんですけど、今回それだけじゃないのかもなって思いました。
大西さんって顔だけじゃなくてスタイルも美しいんですよね。身体めっちゃ細いし、脚とかめっちゃスラっとしていて。
その華奢な身体が、歩夢は自分だけの幼馴染なんだっていう支配的欲求を掻き立てると同時に、ステージの上での健気さとか、混じり気のない純粋さとか、そういう美しい心をより一層引き立てて、視覚的に直接想いを染み込ませてくれるんですよね。
隠したくなるぐらい鎖骨や脚が曝け出された衣装に、この美しさを堪能できるのは自分だけなんだっていう独占欲が満たされつつも、でも自分が守らなきゃっていう感情を刺激されたりして、その無垢な美しさに清濁併せ持った感情が揺さぶられるのが、本当に幸せなんですよね。
大好きな物語が、こうやってパフォーマーによって心を揺さぶる瞬間に変わっていくのが大好きなんですけど、その中でも特に自分が好きなのは、上原歩夢を演じる大西亜玖璃さんの顔だけじゃなくて、容姿全般なんだなあと改めて実感しました。