最近、光属性の人って言葉をよく使います。自分からするとすごく眩しいんですよねそういう人。真っ直ぐで、素直で、主人公みたいに情熱的で、それでいてポジティブで正しい人。
冗談が通じなくてド正論でぶん殴られてごめんなさいしたり、姿を見るだけで眩しくて、ある意味暴力的な何かを感じたりします。
ゲームしながらとか課題やりながらとか、そういう時手と目は使ってても耳は暇なので、人がキャスやってるとわりとすぐ覗きに行ったりしてるんですけど、最近話聴いてるだけで辛え〜って思ったり、人間的な差を見せつけられて死にたくなったりする事が多いんですよね。
だから最近あんまりキャスも聴かないし、人と関わろうともしなくなってきてます。いやまあこれも正論でぶん殴られると本当に何も言えませんけど。(え?他人に嫉妬してる時間があれば自分を磨いた方がいい?その理屈は状態から行為に指示対象をすり替えてるからそもそも破綻しているが???)
光と闇。どちらかがどちらかの上位に来るものじゃなくて相反するものぐらいの意味で使ってるけど、少なくとも光ではない自分からすると、光の人はすごく眩しい。光の人は闇の人を見て何を思うんでしょうね。わたしにはわかりません。
Q:そもそも光と闇って何?
A:え、それは、その、なんか、ニュアンスは伝わってよ
Q:光のオタクとか言うけど、それ言ってるの自分の事を闇だと思ってる人だけだし、そもそも光の人からしたら君はアウトオブ眼中
A:う、うるへーーーー!!!
個人的には、ブレないで、流されないで、そして「己の欲」を貫く人を闇属性だとか邪悪だとかそうやって表現しがちなんですけど、そこはどうなんでしょうね。
結構邪悪だと思うんですよね。例えばフィクションをリアルの中で再構成しようとする、夢と大好きを語るコンテンツで、「苦しい」「辛い」といったリアル側の事情を、それを再構成されるフィクションのパーツとして「面白い」「これがこのコンテンツの魅力だ」と捉えたりとか。みんながみかんの話で傷ついてる中で、フェミニズムが面白いから興味本位で首突っ込んだり。
ちなみに、このノリでフォロワーさんに「あなたは苦しそうなのが魅力」って言ったら本気で怒られました。Twitterの向こうには人間がいるんですよ!!!Twitterの向こうの人間はフィクションでもコンテンツでもないんですよ!バカ!!!これは本当に反省してるし、最近はコンテンツ化された目線に視野が限定されすぎてる事が悩みでもあるので、ちゃんと人間と会話するようにしてます。
でも人間と会話してると辛いのじゃ…。
脱線。軌道修正。
闇属性がなんで闇かって、そういう自分の欲望がブレない人間がだいたい悪役だったり、ダークヒーローだったり、そういう役回りになる事が多いからだと思ってて。
いやだって強くなりたいなら感情って邪魔じゃん???←闇でしょ!
あ?なんだ?感情によって人は強くなる???じゃあ強い感情だけ出せるようにコントロールするんだよ!←悪の発想でしょ!
人を自分にとって価値があるかないかで扱いを変えるのは当たり前じゃん?←悪でしょ!
勘違いされやすいけど、(これは闇属性の人も中でも元々人間としてダメな人が原因)闇属性の人はわりと人の事大事にするんです。価値があると判断した相手に対する入れ込み方は光属性以上なんじゃないかな。悪の組織って、使えない部下は斬り捨てるけどなんだかんだ部下を大事にするし、ボスのカリスマ性がすごいですよね。
…たぶん、光属性の人からしたら、使えない部下を斬り捨てる=部下を大事にしないなんだろうけど、博愛ではなく偏愛だと考えてくれればOKです。
人の事を馬鹿にする悪役、だいたい小物なんですよね。それはその人が闇属性だから、邪悪だからじゃなくて、小物だからです。
ほら、RPGとか悪い魔物って雑魚敵のが多いでしょ???え、それは仕様?アッハイ
冷静に考えて、聞いてて正論で論破されるような煽りすんなよな〜って思いません?「好きなのにこれ知ってないとかありえないだろ!」みたいなよくあるやつ。そこでマウント取ってどうすんだよ!って。
まあ、闇属性なので「あ、この人の好きってこんなもんか、ふーん」みたいな見切りをつける事はありますけど。むしろ、ある意味そういうとこに変にリスペクトがなくてフラットな分、他人を見る目は光属性より優れてるんじゃないかな。三船栞子さんとか、わりとぼく分かるんですよね。…分かった気になっているだけなのかも…???
まあ、とにかく、闇属性というか邪悪な人って、決して光になれなかった人って訳ではないよねというお話。
まあ世間的には光属性のが好かれるし、眩しいよね〜。だって真っ直ぐだもん。綺麗だもん。いや〜辛ぇ〜。やっぱり感情とかいうもの要らねえ〜!!!
…なんやかんや言って、眩しいものは眩しいんですよね。向こうからどう思われてんのか知らんけど。
PLATTO朗読劇っていうオンラインコンテンツがあって、「二つのさよなら、半分の再会」って演目で、逢田梨香子さん演じる朝陽が『一樹は真っ直ぐなままでいてね』(うろ覚え)って言う場面があるんですよ。めっちゃ分かる。眩しい眩しい言ってるけど、眩しい人たちはそのままでいて欲しい…。汚れるのは自分たちの役回りでいいもん…。
長々とよくわからない事を書いたけど、人には人の「らしさ」があるって分かってても、そうやって割り切れるものじゃないよねってお話。
これは半分ぐらいは自分で納得するために書いたみたいな所はあるけれど、「そういうもんなのか」って思って救われる人がいればいいな。