#てつがくのドンカラス

それでは皆さん元気よく!不意打ち追い討ち?桜内!得意な技は?タイプ不一致!

ドラゴンクエストⅪ S をクリアしました。

f:id:Darkphoenix505pianoLes:20190425113843j:image

 

 ドラゴンクエストⅪ Sをクリアしました。すごくよかった。

 

 私はゲームに積極的に感情移入する方ではない。誰かの物語を勝手に覗き込む、それぐらいでプレイしている。でも別にそれは感情移入しないとかそういう話ではなくて、心情描写の濃さによっては自然とのめり込んでいるものだと思う。このゲームは、割と序盤から自分自身がロトゼタシアを旅していたように感じられた。勇者である自分に語りかけてくる魅力的な仲間たち、自分に課せられた使命の重さ、そして、世界の中で確かに生きている人々。それらはプレイヤーの意識をあの世界に誘うに十分すぎた。そして、そうした丁寧な描写に彩られたストーリーはいままでで一番長くて、重くて、辛くて、本当にプレイしながらずっと胸が熱かったな。

 

 

 

仲間たち含めて、あの世界に生きている人たちが本当に必死で生きていて、ずっと感情を揺すぶってくるから、本当は負けてもやり直せるのに、プレイしている自分も「絶対に勝たなきゃ」って思いながらプレイしていた。私は3DS版を一度クリアしているのでストーリー自体は知っているけれど、それでも物語が色あせることはなかった。何度でも繰り返したいゲームだ。

 

 

 

 さて、私の交流範囲でもこのゲームをプレイしている方が何人かいて

tsktktk.hatenablog.com

 ぼくは3DSは7、80時間、Switchは60時間で時の破壊者まで倒しました。(謎マウント)

 

 

 

 その人たちに特に伝えたい。Switch版もプレイしてほしい。

 

 Switch版はイベントがすべてフルボイスで展開されるが、これが本当に頭おかしすごかった。元々このゲームはプレイヤーの感情を揺さぶって揺さぶってどうしようもないぐらいに引き込んでくるゲームなのに、その感情の揺れ幅がとんでもないことになる。

  私は仲間の中ではグレイグが一番好きなのだが、デルカダール城に突入するときの彼との一連のイベントは、本当に何度も再生するぐらいに素晴らしいものだった。

 信じていた者に裏切られ、まったく変わってしまった世界の中で、気持ちの整理すらできずに戦い続けていたグレイグ。そんな彼が勇者と共闘していく中で少しづつ気持ちを整理し、そしてホメロスを前に見せた覚悟と決意。彼が『勇者の盾』となるまでの心の揺れが小山力也氏の演技により一層強調され、一度経験したはずのストーリーであるにも関わらず、圧倒的なパワーでプレイヤーの心に迫ってくる。彼が正式にパーティに加入したときは、ボロボロに泣いてしまいましたね。声付くだけでこんなに変わるんだ…いや、全然違うんです。格段に進化してる。

 ドラクエを始めとしたRPGって、主人公が寡黙なことが多くて、このゲームも例外ではない。でも、Switch版になると、主人公の息遣いや相槌も入るんですよね。戦闘中とか主人公が「フヴーッ、ゼエエエェーイ!」とか「ハァアアアアア!!!」とか叫びまくってるし。これが本当に嬉しくて、キャラクターの声がちゃんと主人公に届いていることが分かったり。メッセージウインドに表示されない声までが丁寧で、特にグレイグの息遣いとかグレイグの息遣いとかグレイグの息遣いとか。

 

そして、裏ルートでは絶対に邪神との戦いの前にデルカダール城に行ってください。いやまあマルティナが黄金のティアラを貰うイベントあるし訪れることにはなると思いますけど、一応、ね?

 

 

 

 

 

さて、これ以降はこういう話。これからSwitch買う人のプレイの参考にでもなれば。

 

 

 今回のプレイでの反省点と、評価点について、キャラごとにまとめていく。便宜上、大樹崩壊までをAパート、ウルノーガ討伐までをBパート、過ぎ去りし時を求めてからをCパートとする。

 

主人公

 終始両手剣を振り回していた。これは正解だったと思う。3DS版は勇者スキルを中心に前衛になれる回復役として運用していたが、セーニャやロウに続く3枚目の回復役が必要になるのはパーティの火力が低すぎるからだった。

Aパート

大剣は打ち直しによる攻撃力上昇値が大きいので、主人公が装備している大剣を打ち直しで+3にして『渾身斬り』しているだけで、Aパートは危なげなくクリア。これは正解。

Bパート

 マルティナ復帰後までは同じく両手剣で『全身全霊斬り』するのが正しかったが、そこからが失敗。前衛及び攻撃役としての主人公の性能は基本的に劣化グレイグであり、雑魚狩りでは殲滅力のあるロウ、素早さの高いカミュやマルティナに劣る。この時期はボス戦で主人公を使うことは少なく、グレイグ、シルビア、回復役、回復役or火力役で戦っていたので、『つるぎのまい』習得まで主人公の出番がなかった。マルティナ復帰後の主人公は、つるぎのまいを習得できるまでスキルリセットして勇者スキルを伸ばし、『ライディン』『ギガディン』で雑魚狩りをさせるべきだった。

 ちなみに『つるぎのまい』最速習得はレベル39。でも、常時ちから+25あたりのパッシブも取りたいし、ここはうーんって感じです。

Cパート

 うおおおおおおお!!!つるぎのまい!!!つるぎのまい!!!

 

 

カミュ

このキャラクターは全パートやることは変わらないです。分身バイシオンして控えに下げて、シルビアやロウの手が空いて『ポワゾンキッス』か『ユグノアの子守歌』が決まったら超火力でゲームを終わらせる。それだけです。結局やることはこれだけだし、マルティナ加入までは『ポイズンダガー』と『タナトスハント』みたいな最低限のスキルだけ取って、『二刀の心得』より『ぶんしん』を先に目指したほうがいいかなって感じです。

 

 

ベロニカ

Aパート

 『祝福の杖』、『復活の杖』はAパートだと使わなかったのでなくてもいいです。両手杖はパッシブだけ取って、まどうしょスキルで『魔力かくせい』を目指したほうがよかったです。雑魚狩りして、ボス戦はルカニしかしてなかったので、ちゃんと火力に参加できるようにするべきでした。

Cパート

 『復活の杖』は、Switch追加ボス相手には無いとあるとで全然違います。素早さが結構遅いので、グレイグシルビアセーニャベロニカみたいに周りでフォローしないとすぐ落ちるのは注意。

 

 

セーニャ

Aパート

旋律はCパートまで使わなかったので、ボス戦だけ盾とスティックを持って、普段はヤリで殴っていてもよかったかもしれない。『バギ』は弱かったです。ただ、Aパートのセーニャのスキルはそんなに強くないので諸説です。

Bパート

 最強。呪文しか使わないので、盾とスティック持ってパッシブ中心にスキル振って運用するのが正解だった。特技は使いません。

Cパート

 旋律が強くなってくる時期なので、ここから旋律を伸ばし始めた。長いダンジョンではセーニャに殴らせる必要もあったため、『ホーリーライト』を取ったのは正解だった。

 

 

シルビア

Aパート

 『ピオリム』『ツッコミ』『バイシオン』『ハッスルダンス』が彼の役目なので、武器にスキルを振る選択肢は無い。『ハッスルダンス』以降のスキルはパッシブに振り分けていたが、途中からカミュとの相性に気づき、『ポワゾンキッス』を取った。すぐ下の『アモーレショット』も地味に優秀だったので、これはもう少し早く気付くべきだった。

Bパート

 スキルが余りがちだった。攻略を進めるうえで特に困ることはなかったが、ムチスキルの『極竜打ち』があれば鬱陶しいバフの多い『鉄塊軍王キラゴルド』あたりはもう少し楽に勝てたので、視野に入れるべきだった。

Cパート

 『レディファースト』が強いだけのキャラだった。ポケモンのダブルやってれば分かるけど、これは壊れ特技です。スキルは相変わらず余りがちなので適当にパッシブを埋めていくので正解。

 

 

マルティナ

Aパート

 スキル振り間違えました。Aパートの格闘スキルにはパッシブ以外めぼしい特技はないので、ヤリスキルの『さみだれ突き』を目指すべきだった。ぼくのマルティナは無限に『ヒップアタック』してました。絶対さみだれのが強い。

Bパート

 『さみだれ突き』を取っていないのが響いてる。ここのマルティナは諸説あって、「おいろけを伸ばしてピンクタイフーンで雑魚狩り」「ばくれつきゃくで殴る」で未だに悩んでいる。筆者はアホなのでパッシブを取りすぎた結果『ばくれつきゃく』習得が遅れ、マジで『ヒップアタック』マシーンと化していました。スキル振り大失敗。

Cパート

 『ピンクサイクロン』が『試練の里』で活躍した。基本的に殴る以外の役目はないので、あまり書くことはない。

 

 

ロウ

Aパート

 両手杖スキルを伸ばし、『復活の杖』を目指した。だが、ボス戦で基本的に死者が出ないので必要なかった。また、結局ロウは「二人目のベロニカセーニャ」なので、あまりMP切れを起こさなかった。だから、ツメスキルを伸ばし、回避率を上げるのが正解だったかもしれない。

Bパート

 スキル振り失敗。杖をスキルリセットし、さとりの『ドルマドン』を目指したが、ウルノーガ戦には間に合わなかった。基本的に彼の仕事は『グランドクロス』と二人目のセーニャなので、普段は両手杖で『グランドクロス』、ボス戦はツメを持って生存率アップが正解でした。『ドルマドン』周りのパッシブは要らないです。

Cパート

 『雫の洗礼』を取ったのは正解でした。彼の仕事は『ルカニ』、3人目のセーニャ(2人目はレディファーストをするシルビア)、『ユグノアの子守歌』なので、バフ消し役としてはベロニカシルビアより適任だった。あと、雑魚狩りの『マヒャデドス』が強かった。『マヒャデドス』は『雫の洗礼』の下にパネルがあり、周りのパネルも強いので、スキル振りは「ネルセンまでにマヒャデドス」が正解でした。

 

グレイグ

Bパート

 盾スキルに振りたくなるが、グレイグは両手剣を振り回すので、盾は必要ありません。『全身全霊斬り』は最強でした。オノスキルは『鉄甲斬』を目指すことになりますが、『蒼天魔斬』は使わないので、不意のメタルに対処できる『まじん斬り』側から目指すべきだった。ここは正直誤差ではある。

Cパート

 取りたいスキルが多すぎる。この時期は主人公の『つるぎのまい』がダメージソースとして優秀すぎることもあり、『全身全霊斬り』がなくても戦えると判断し、両手剣スキルは試練の里に入ったときにリセットした。最終的に彼の主力攻撃は『超はやぶさ斬り』になり、また『いてつくはどう』が飛んでくるので、バイキルト以外の火力アップ手段である『鉄甲斬』の価値がとても高かった。『全身全霊斬り』を撃ちたい局面も少なく、このリセットは正解だった。

 というか、Cパート終盤のグレイグは『におうだち』マンなので、盾を装備しないと死ぬ。(こいつ、二刀流グレイグとか書いてて結局盾じゃないか!!!)

 

 

2周目ということもあり、大枠としての進め方は悪くなかったと思うが、物足りないような、そんな感じ。プレイングとしては65点ぐらいだと思う。

 

 

 

 

 2周目をプレイして語りたいところはこんな感じです。