現実のAqoursとアニメのAqoursの選んだ道の食い違いについて。
キャストはこの9人の特別性を語る。それに対して高海千歌や黒澤ルビィは、Aqours=9を否定する。
saint Aqours Snowが存在するにも関わらず、現実のAqoursは9を前提とする。
そして、今後のAqoursの問題。アニメという強力な媒体が終了して、そうなると「再現」が売り文句だった彼女たちは何を再現するのだろうという事。
それらの問いに対しての仮説。
アニメが終了したAqoursキャストと、3年生が卒業した6人Aqoursって同じ境遇であると言える。
作中では、去った者との経験は残ってるから、絶対に消えないと語られた。
これをキャストに当てはめてみる
アニメのAqoursは終わったけど、あの人たちはそれを演じてきた訳だ。小原鞠莉が去ったとしても、鈴木愛奈の中の小原鞠莉が消える訳じゃない。
演じる対象の小原鞠莉が居なくなったとしても、鈴木さんが演じているのはそれは確かに小原鞠莉だし、それは小原鞠莉の演技の経験という彼女にしかない特別性だと思う
これから鈴木さんが演じる小原鞠莉は、きっと作中には存在しない小原鞠莉で、それはもう再現とかそういう話ではなくなるんだけど、確実に小原鞠莉なのだろう。
今後、ラブライブ!が見せてくるのは、単なる再現を超えた、いわばシュミレーションなのかもしれない。