男の子ってこういうのが好きなんでしょ?そう言いながら笑う彼女は、そっと僕の右手を取って、そしてテキストの最後に「カードを1枚引く」と書き足した。
ドローソースに対する自分の考え方を、確認も兼ねて。
- 手札の枚数を増やすため
ドギラゴン剣、OTKエルフ、7弾果南辺りが顕著。主力カードの能力が複数枚の手札を要求するため、それらを抱える必要がある。それらを実際に使うまでは実質ハンドロスしているに等しく、残った少ない手札で戦わなければいけない。だから、その実質的なハンドロスを補うために手札を増やす。
2.特定のカードを引き込むため
墓地ソース、冥府エルフ、ジョラゴンなど。この手のデッキのフィニッシャーには墓地参照が多い。40枚のデッキに3〜4枚入っているカードを、デッキの半分以上を掘り返すことによって引きに行く。引くだけのカードより、引いて捨てるカードの方がコストが軽いので好まれる。手札の枚数自体は重要ではない。一度止められると復帰が難しいが、メインプランの安定感は群を抜いている。特定のあいつを引くためのドロー。
3.長く戦うため
当然ゲームが長引けば手札は減る。ゲームが長引けば相手が強力なカードを使いやすくなるし、その時にこちらの手札に対処手段がないかもしれない。1と2は◯◯するためのドローだが、この項目は◯◯しないためのドローと言い換えることができる。負けないため、息切れしないため、積まないために手札を増やす。
ドローってアクション自体は相手に対して何の脅威も生まないので、意識して使い分けたいし、必要以上のドローは要らないよねって。