#てつがくのドンカラス

それでは皆さん元気よく!不意打ち追い討ち?桜内!得意な技は?タイプ不一致!

妄想

99

 

 この数字が私たちの学校の、来年度の入学希望者数。

 

「嘘…でしょ…」

 

受付締め切りの過ぎたこの画面を、震える指で、何度も更新ボタンを押しても、数字が増えることはないのは、ここにいる全員が知っている。

 

「嫌だよ…ねえ…どうして?」

 

 答えの無い、いや、答える者のいないその言葉は今にも消えそうで、弱々しく、それでもなお重くのしかかってくる。

 

 沈黙の時間が過ぎていく。

 

 

「…やだ。」

 

「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だっ!!!絶対嫌だっ!まだ終わりじゃない!終わらせないもん!」

 

 唇を噛み締め、泣きながらも、その咆哮には弱々しさなんてなかった。その時確かに感じたのは、折れる事のない意志と、なお未来をまっすぐ見つめる強さだった。

 

「そうだよね、私たちの夢はまだ終わっていないよね。」

 

「そうだね。死ぬ気で考えれば、まだ廃校を無くせる方法はあるかもしれない。」

 

「「え???」」

 

 

  隠されていた、いや、私たちが気づいていなかっただけ、目を背けていたかも知れない。

 

「待って、私たちはずっと、輝きって何だろうって。自分達らしさを見つけたいって、そうやって来たんじゃないの?」

 

「それはない。あくまでもそれはラブライブで勝つための手段でしょ?私たちは、ラブライブで学校を知ってもらって、廃校を無くすためにやって来たんでしょ。」

 

世界が、凍りつく。

 

「あの…ちょっと気になってたんだけど…、新曲考えるときに、輝き以外の何かって、そういう意味…だったのかな?」

 

「今気づいたのですが…手段と目的がメンバー間で噛み合ってなかったとか…?」

 

「確かに、私は純粋にスクールアイドルがやりたいからここにいるなあ」

 

「1つ聞いていいかしら?」

 

「輝き無しで学校を救おうと思いますか?それとも、学校を救うことを通じて、自分の輝きを見つけたいと思っていますか?」

 

「当然私は学校だよ。だってそのために始めたんでしょう?」

 

「わたし…違う。」

 

「わたしも違うかな。私は千歌ちゃんが本気だったから、一瞬に頑張りたいって」

 

「好きだったから、やりたかったから、だからやるって決めた。」

 

「あれ…どうして…だろ…。」

 

「これは…。」

 

「待ってよ。聞いてないよ。」

 

「…。」

 

「というかさ、私たちがスクールアイドル始める前、まだ廃校の話、あくまでも噂だっただけで、本格的に出てきたのは、善子ちゃんたちが入ってからだよね。」

 

「うん。私は一緒にスクールアイドルやりませんかって誘われたよ。」

 

「…から」

 

「だから何?まさか学校が無くなってもいいとか言うんじゃないよね?」

 

「そんなことは言ってないけど、でも、元々スクールアイドルをやる理由は廃校を救うためじゃないでしょ?」

 

「それ、本気で言ってる?」

 

「確かに…言われてみれば私の勘違いだったのかも知れない…でも」

 

 

 

「確かに、一年生二年生がスクールアイドルを始めてから、私たちが加入するまでの間でしたね。この問題が公になったのは」

 

 

「なんでよ…本気だと思ってたのに…」

 

「その言葉は違うんじゃないかな。本気で輝きたいって、本気で自分を見つけたいって思ったから、私はここまで頑張ってきたんだから、本気じゃないなんて言われたくない。」

 

「知らないよ…。」

 

「知らないよ!分からないよ!輝きとか言われても何のことか分かんないよ!さっきから曜や梨子が何言ってるのか全然分からない!はっきりして!廃校をどうにかする気はあるの?無いの?」

 

「ちょっと」

 

「どうせないんでしょ。だったらもういいです。私たち、スクールアイドルなんてやめてやる!!!!」

 

「いい加減にしてよ。話が飛躍しすぎだよ。」

 

「…私の信じた物を、そんなに簡単に否定されたくない」

 

「私、こっちにきて、この場所で、本当にいろんなものを見て、感じて、成長できたんだよ。だから…」

 

「だったら東京に帰ればいいのに。」

 

「え?」

 

「結局梨子は他所者だから、この場所自体は大事じゃないんでしょ。よく分からないけど、梨子の大事なものはここじゃなくてもあるんでしょ?だったらそれだけ持って東京に帰ればいい。私たちには、この場所しかないから。」

 

「                  空欄                  」

 

 

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キミにきめた! 考察2

 まだ見てない人は絶対読むな。今回はリザードンについて。

 

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 今回の映画のリザードンに少し違和感を抱いた人は多いと思う。前回も触れたが、このリザードンゴウカザルの様な立ち位置のキャラとして描かれていて、みんなが大好きなアニメのあのリザードンとは全く違うものであった。

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…オレとしてはお前なんかもういらない。
弱いリザードンなんか、いらない!
リザードン、お前の行き先はこっちじゃない、…あっちだ。

 

リザードン、強くなれよ。

 

リザードン、オレのリザードン

世界一強いリザードンになったらまた会おうな。

…さよなら、さよならリザードン

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 古参を釣るため、改変と言ってしまえばそれまでだが、正直リザードンでお涙頂戴したいなら、バタフリー関係あたりを全てカットしてアニメ通りのリザードンを入れればいい話である。だから、正直なぜ出てきた?と思う所はあった。

 

 ここで発想を変えてみよう。ここまでしてリザードンを出したという事は、何かリザードンを出さないといけない理由があるのだ。

 

 さて、少し話を変えると、この映画はサトシとピカチュウの映画であり、ホウオウの映画であるわけだが、こう思った人はいないだろうか?

 

ピカチュウvsホウオウのバトルの描写短くね?」

 

 確かに、マーシャドー戦と比較しても短く、10万ボルト1発と聖なる炎2回だけしか見せてくれなかったのである。ピカチュウvsホウオウと言う、サトシの相棒vsサトシの夢の象徴の戦いがこんなに短くていいのか…

 

 いや、そうじゃない。

 冷静に考えると、ホウオウと戦うべきポケモンピカチュウではなく、リザードンなのだ。

 

 何故か。ずばり、画面映えしないからだ。ホウオウが鳥ポケモンである以上、そこで視聴者を引きつける名勝負を魅せるには、ホウオウの相手は飛べるポケモン以外あり得ない。

 所謂名勝負と言われる様な勝負は、両者動き回り絶え間ない応酬を続ける勝負と、間合いを取り一撃一撃打ち合う様な勝負に分けられるだろう。前者はジュカインvsゲッコウガゴウカザルvsエレキブル等で、後者はリザードンvsゲッコウガや、リザードンvsカメックス等が挙げられるだろう。ちなみにサトシが得意とするのは前者である。

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 さて、こういった勝負をホウオウと繰り広げるにあたり、繰り返すがホウオウが鳥ポケモンである以上、飛べないとまず話にならない。空を舞うホウオウに対し、飛べないピカチュウが走り回り動き回り目まぐるしい攻防を繰り広げるのは、かなり無理があるだろう。間合いを取るにしても、相手は飛べるので、その主導権を握る事は不可能。リザードンvsゲッコウガのように、リザードンを着地させ殴り合わせようにも、今度は着地したホウオウが全く映えない。

 だから、ホウオウと戦い、勝利しサトシの夢を叶えるポケモンは、ピカチュウではなく、ホウオウと同じく空を飛ぶことが出来るリザードン以外には絶対にあり得ないのだ。

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 サトシが世界一のポケモンマスターになるという夢を共に追いかける相棒はピカチュウ、その夢を叶えるのはリザードン。どちらもサトシを描くにあたって欠かす事のできない存在なのだ。

 だから、今回の映画にリザードンが出てきたのだ。パラレルワールドに分岐(ウルトラホールが関係?)しても、サトシはサトシだ。サトシである以上、ピカチュウと共に歩まず、世界一強いリザードンを使わないのはあり得ない。内部設定ぐらいに考えてもらって構わない。例え3つ目4つ目のパラレルワールドがあったとしても、サトシはヒトカゲと出会い、そしてそのヒトカゲは世界一強いリザードンへと成長するだろう。

 もしかしたら、3つ目4つ目のパラレルワールドリザードンは、スランプで技が出せないときにサトシの愛情を感じ、悔しさや不甲斐なさをバネに覚醒するかも知れない。仲間になるまで時間差があり、最初は負け続けるが少しずつ勝つようになるかも知れない。もしかしたら、メガリザードンZになるかも知れない。

 しかしどんな世界でどんな描かれ方をされようと、リザードンはサトシの中で最強のポケモンで、ピカチュウに劣らず欠かせないポケモンである事には変わりはない。

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キミにきめた!考察 1

まだ見てない人は読むな。

 

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 脚本の構成から気付いた話。

 今回の映画のストーリーは、色々とアニメのポケモンシリーズと重なるところが多いように見える。

 

 最初から振り返って見ると、ピカチュウとの出会いの後から、無印や金銀に見られる(SMもそうだが大事なのはそこじゃない)「純粋なポケモン世界」の描写がとても印象的だ。

 例えば、キャタピー捕獲、バッジゲット、伝説のポケモンにワクワクするトレーナー達、流れ弾が野生に当たってブチ切れ…これら全てが「純粋なポケモン世界」というテーマで結び付く。

 

 

 ここから話は動き始める。クロスのヒトカゲが登場してから、リザードンガオガエンを倒すまでの流れだが、既視感を覚えた人は多いだろう。

 捨てられたポケモンをサトシが引き取り、一度は負けるも、強くなって最後の最後で捨てた相手を倒す。

 

 そう、こいつだ。

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 従って、ここの範囲は「トレーナーとしてのあり方、戦い方」を描いたAGDPと言っても差し支え無いだろう。なぜここをリザードンでやったかは、また別の機会に語るとして、ここの流れを見ていこう。

 

 まずクロスに捨てられたヒトカゲのシーン。前のポケモンの世界観というテーマと多少まだ被りはするが、ここで大事なのは、クロスというトレーナーの信念だと思われる。「彼には彼なりの信念があるのは分かるがやり方はおかしい」というソウジの言葉が全てを表している。

 

 その後の、ソウジの過去、それぞれの夢、パートナーとトレーナーが暖め合うシーンなんかは、「トレーナーのあり方、戦い方」そのものだ。

 

 そして、クロスのガオガエンに敗北。

 ここは敗北した事より、その後が重要だ。この後、サトシがスランプに陥る訳だが、違ったやり方を貫く相手にボコボコにされてスランプになるこの展開は、DPのエイチ湖のシンジ戦の後の展開と重なるものがある。

 ピカチュウなら勝てたのかな発言はリザードンの話なので割愛して、勝つことが全て(それ以外を全て切り捨てるという意味での)だと思い、己の実力を認めようとしなかったサトシは、ついにまさかの一言を放つ。

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 アニメでサトシがこうしたスランプに陥ることは少ないが、スランプの時は大抵自分の軸が揺らいだ時だった。エイチ湖では自分のやり方を貫くシンジの本気の前に打ちひしがれ 、最近では自分に憧れるショータの急成長に焦り、どちらも、「ポケモンと“一緒”に強くなる」という軸を揺るがされている。ここを乗り越えた後はめちゃくちゃ強くなるのは、言うまでもない。

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 この後、マーシャドーピカチュウがいない世界という悪夢を見せられ、自分を取り戻すサトシ。この後ピカチュウを抱きしめるサトシに目頭が熱くなったのは俺だけじゃないはずだ。

 悪夢から10年前のダークライをちらりと連想させるのも、もしかしたら脚本家の悪戯なのかも知れない。

 

ここから話は飛んでバタフリーとの別れについて。バイバイバタフリーを思い出してここは涙が溢れた。ここについても、トレーナーとしてのサトシらしさが見える。サトシ自身は別れたくないと明言している。だが、サトシはバタフリーを送り出す事を選んだ。ここで決定権を持つのはサトシだ。別れたくないなら引き止めてもいい。だがポケモンの意思を尊重し、優先する決断ができるのは、「ポケモンと“一緒に”強く」なり、ポケモンと友達になりたいサトシだからだ。

 

 

 そして、リザードンvsガオガエン。ここはゴウカザルvsエレキブルをそのまま重ねていい。劇中で描写こそ無かったが、ここはサトシがホウエン地方バトルフロンティアで身につけた戦術や戦略、シンオウでのテーマであるポケモンと一緒に強くなること即ち、トレーナーとしてポケモンの力を最大限に引き出す事がそのまま描かれている。

 火炎放射をかわしながら切り裂くを決めたり、相手の後半の強さを知り、短期決着を狙うなど、そう言ったトレーナー自身の成長、そして一緒に戦うポケモン自身の成長が、リザードンへの進化の鍵となり、勝利に繋がった。トレーナーサトシが、トレーナークロスに勝ったのである。

 

 

 

 さて、ここまでサトシというトレーナー自身の話をしていたが、ここからは、BWやXYの「ポケモンとトレーナーの関係」に話が移っていく。プラズマ団(特にN)やサトシゲッコウガなんかを思い浮かべて貰えるとすんなりと分かると思う。あいつらはポケモンと人間の「関係」の部分を身体で表している。

 

 悪い心を持つクロスが触れて羽が汚れてしまったせいで、マーシャドーがその場にいた人間を排除しようとする所だが、ここでサトシみたいな汚れてない人も含めて全員人間として扱い、人間=排除という思考で行動するマーシャドーに、ボルケニオンを感じたのも、脚本の悪戯だろう。

 羽を取り返しに走るサトシを助けるマコトやソウジの、パートナーとの息の合った動きは、ポケモンと人間の関係あってのものだし、クロスがルガルガンの目を覚まされる所なんかもう明らかだ。クロスもルガルガンも、最強になりたいんだ。ルガルガンガオガエンの強さを理解したクロスの下で、強いクロスを信頼したルガルガンガオガエンが全力で戦う、故に最強。お互いにこれをただひたすらに追い求める。これが彼らの関係だ。

 

 そして、なんと言ってもサトシとピカチュウの関係。マーシャドーvsピカチュウ。サトシとピカチュウの息の合ったド派手なバトルにただただ画面に釘付けになった人が大多数のはず。そして傷ついたピカチュウを必死に庇うサトシ。

 

「お前ら、俺を誰だと思ってるんだ!

おれはマサラタウンのサトシ。

おまえらなんかには負けない。

みんなまとめてゲットしてやるぜ!!!」

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号泣。死亡。ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。

 全ては第1話で語られていた。ポケモンが大好きで、ポケモンを守る為には全力で戦う。(またボルケニオン)ポケモン達も、そんなサトシが大好きだから、全力で戦う。これがサトシとポケモンの関係だ。彼らを結ぶのは純粋な「好き」って気持ちだ。好きだから強くなりたい。好きだから世界一になりたい。そういう事だ。

 

 もちろんこの「好き」は一方通行ではない。ポケモンもサトシが好きだ。アニメでも、サトシの為に強くなったリザードングライオン、サトシと一緒に強くなったゴウカザルゲッコウガ、大好きなサトシの想いに応えスランプを乗り越えたジュカイン…などなど枚挙に暇が無い。

 劇中でも、ピカチュウが最後はサトシを守ろうと飛び出したし、傷だらけボロボロで尚、いつもサトシと一緒にいたいからモンスターボールに入りたくない訴える姿を見せてくれた。サトシの帽子を被り泣きじゃくるのも、サトシが大好きだからだ。

 

 そして、マーシャドーによって異次元に飛ばされたサトシを救ったのも、サトシとピカチュウの絆だった。サトシがいる方に迷わず飛び込んだから、また一緒になれたのだ。

 

 ここで描かれているのは、トレーナーとポケモンの絆である事は、また繰り返し言うまでも無いだろう。

 

 

 

 ホウオウとのバトル、それぞれの道は、この映画の話なのでここでは割愛しよう。

 

 

 そして、話はサンムーンに移る。サンムーンのテーマは技、つまり「ポケモン自身」の話である事は明白だろう。アニメでも、サトシはギャグやりながらも、イケメンさこそ無いがXY期とさほど変わらないように見える。また、ポケモンの方は、ニャビームーランドだったり、ルガルガンに憧れるイワンコだったりと、ポケモンだけで完結したドラマがあったりする。(もちろんサトシは介入するがメインはポケモン)

 

 じゃあ、そのサンムーン要素である、「ポケモン自身」とは何か?

 

ポケットモンスター縮めてポケモン

この世界の不思議な不思議な生き物。

空に、海に、大地に、街に、この世界のありとあらゆる場所で目にすることができる。

その数は、100、200、300...いや、それ以上かもしれない。

この少年、マサラタウンのサトシ!

相棒のピカチュウと共にバトル&ゲット。

ポケモンマスターになるために修行の旅を続けていた!」

 

 

 最後は正直多少無理矢理だが、2度目3度目とみる人はこういうことを意識してみると面白いかも知れない。

 

おわり。

アグロキチガイの構築論 【ドロシーはZoo】

 デッキを組む時、回す時、貴女は当然勝ちを意識しているだろう。だが、貴女の意識はただ漠然と「勝つ」事だけになっていないだろうか。具体的にどうやって勝つ、そのためにはどうする、しっかり順序立てて考えているだろうか。

 まず、どのアーキタイプを使うか、このアーキタイプは環境で今どうなのか、本来はそこから考えるべきだが、ここは割愛しよう。今回は構築論について話したい。

 

まず、アーキタイプ。アグロネクロやミッドレンジロイヤル、テンポウィッチ(ドロシー)と言った名前とその内容は、誰でも知っていると思う。

 

 ここで一つ気になるのが、この「アグロ」「フェイス」とか言った名前がどういった認識で使われているのかである。ぶっちゃけた話、ロイヤルは兎も角、フェイスヴァンプとかなんかダサいからアグロヴァンプって呼んでる、と言った人も多いと思う。

 

 ここで天下のMTGwikiとハースストーンの記事を引っ張ってこよう。

http://mtgwiki.com/wiki/アーキタイプ

 

http://hsread2win.blog.fc2.com/blog-entry-26.html

 

 特にハースの記事には注目すべきである。

アグロという括りの中に「Face」が含まれるという事は、おそらくshadowverseプレイヤーにはあまり知られていないだろう。

 

 さて、shadowverseにおいてあまり馴染みのない「Zoo」という単語。有利トレードにより返せない盤面を早期作り押し切る。アグロ=Faceだと思っているプレイヤーは、この戦い方を知って欲しい。

 もちろん、shadowverseでも存在するアーキタイプだ。絶対に心当たりがあるはずだ。5ターン目ぐらいに3/4や5/5が複数並び、処理しきれずに押し切られる、そう、あいつだ。

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 さて、ここまでアーキタイプ云々書いてきて何が言いたいか。そのままである。デッキの戦い方を理解しろ、という事である。

 例えば、ドロシーなら、先に書いたように「早く」「トレードで盤面を取って」戦うデッキである。つまり、1番強い勝ち筋は、「強固な盤面を押し通して勝つ」事であり、具体的には、「ゲイザーやドロシーを早く着地させ、スペルを駆使し有利なトレードを行い敵を押さえ込みながら殴り勝つ」事である。「相手のフェイスを積極的に狙いバーンダメージで勝つ」事ではない。

 という事は、ドロシーを使う上で必要なカード及びプレイングは、盤面を意識したものであるべきだという事になる。トレードを有利にし易いルーンの貫きや氷像の召喚などを多めに採用するのが良いだろう。逆に、他のアグロでよく使われるデモンストライクのような、バーンダメージを出すカードの優先度は低くなる事が分かる。

 

このように、アーキタイプを理解することは勝ち筋を見定める事に繫がり、それによって戦術を練る事ができ、何をすべきか、何が必要かが分かる。

 

 プレイングや構築の中で、自分がどういった動きで勝ちに行くのかを意識する事により、どうすべきか、なにを使うべきかがはっきりしてくる。

 漠然と、このデッキタイプならこれが入るかな〜と言った感じで考えている人は一度自分が使おうとしているアーキタイプを理解し、勝ちから逆算してはどうだろうか。

 

梨子ちゃん好き好き

善子「リリー、召喚」

 

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 梨子ちゃんお誕生日おめでとう!大好きだよ!今から一緒にケーキ作ってお祝いしようね〜〜〜〜〜〜!!!梨を切るザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクぐわーーー梨子ちゃんがカットフルーツになってしまったーーーーー(超常現象)

 

※この後梨子ちゃんはヨハネが性的に美味しく頂きました。